Corrective Exercise(コレクティブエクササイズ)

ー正しく”使える身体”を取り戻す再教育セッションー
Corrective Exerciseとは
身体が本来の「働き」を取り戻すための機能改善セッションです。
Foundation Release で身体の緊張がゆるみ、動ける土台が整ったあとは、
次に必要なのは“うまく働いていない部分を改善すること”です。
デスクワークの多さ・姿勢の癖・浅い呼吸・運動不足などによって、
本来は使われるべき部分が働きにくくなり、
反対に別の部分が過剰に頑張ってしまうことで不調や痛みが起こりやすくなります。
Corrective Exercise は、弱くなっている部分を目覚めさせ、
過剰に働いている部分を休ませ、
動作全体のバランスを整えるための“機能改善セッション”です。
特別な筋トレではなく、
「身体が本来できるはずの動き」を取り戻していくための
エクササイズを中心に行います。
Corrective Exerciseで行うこと
“使える身体”を取り戻し、正しい動きへと導くステップです。
弱くなっている筋肉・働きにくい部位を再活性化
姿勢や呼吸、動作チェックをもとに、本来働いてほしいのに眠っている筋肉を
“使える状態”へ戻していきます。小さな動作でも確実に入るよう丁寧にサポートします。
過剰に使いすぎている部位の負担を減らす
肩・腰・首など、負担を抱えやすい部分の緊張を抑えながら、
本来の役割に合った動き方へ導きます。
「頑張りすぎている場所」と「サボっている場所」のバランスを整えます。
正しい動きを学び直し、“再現できる身体”へ
スクワット、ヒップヒンジ、肩の挙上、体幹の安定など、
日常生活に関わる基本動作を、身体の構造に沿ってひとつひとつ丁寧に学び直します。
キツさよりも「正確性 × 再現性」を重視します。
日常に活かせるエクササイズの提案
セッションの中で見つかった課題に合わせ、
自宅や職場でも続けやすいエクササイズを提案します。
無理なく継続できる量と難易度に調整します。
Corrective Exerciseで得られるもの
“整える → 使う → 安定する” 変化を定着させるためのステップです。
不調の起こりにくい動きが身につく
弱い部分が働き、余計な部分が休まり、動作全体のバランスが整うことで、
痛みや負担が起こりにくくなります。
動きの安定感が増し、疲れにくくなる
身体を支えるべき筋が機能し始めることで、
日常動作やスポーツ時のパフォーマンスが安定します。
トレーニングや施術の効果が長持ちする
身体の使い方そのものが変わることで、施術による変化が持続しやすくなり、
次の段階(Integrated Design)へスムーズに移行できます。
自分の身体の癖が言語化され、対処法が分かる
なぜその動きで痛みが出るのか、どこが弱くてどこが頑張りすぎているのかが明確になり、
自分で管理しやすくなります。
こんな方におすすめです
- ●
施術だけでは戻ってしまう - ●
姿勢の癖や動きの偏りが気になる - ●
トレーニングをすると逆に痛みが出てしまう - ●
正しい身体の使い方を身につけたい - ●
動作の安定感を出したい - ●
運動が苦手でもできる方法を知りたい
セッションの流れ
Foundation Careや日常の変化を踏まえて、今日の身体の状態・動きやすさ・違和感などを確認します。
肩や腰など、頑張りすぎている部位の緊張を抑え、本来のバランスに戻る動きを身につけていきます。
うまく働いていない筋を“目覚めさせる”ように、低強度の丁寧なエクササイズを行います。
スクワット、ヒンジ、肩の動きなど日常動作に直結する動きを身体構造に沿って学び直します。
今日の変化や課題を整理し、自宅でも続けられるシンプルなエクササイズを提案します。
よくある質問
Q.
運動が苦手でもできますか?
A. はい、大丈夫です。
Corrective Exercise は強い負荷をかけるものではなく、
“正しい使い方を思い出すための動き” が中心です。
Q.
トレーニングと何が違いますか?
A. 重さや強度を扱う前の、
「使える身体をつくるための準備」 が Corrective Exercise です。
動作の安定性・再現性を優先します。
Q.
痛みがある状態でも受けられますか?
A. 多くの場合は可能ですが、
痛みの種類によっては Foundation Care を挟むほうが適しています。
外傷性の痛みが疑われる場合は医療機関の受診をお勧めします。
Corrective Exercise は、身体を“整える力”を取り戻すための最も重要なステップです。
土台がゆるみ、機能が戻り、正しい動きを身につけることで、
Integrated Design(統合)へとスムーズに進む準備が整います。



